先日のジェフユナイテッド市原・千葉とのサプライヤー契約の打ち切りなど、昨年から明るいニュースがなかなかを目にしないKappaですが、Googleサジェストにこの様なキーワードが出てきています。
”カッパゴルフ撤退”
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【Kappa ゴルフ 撤退】Kappaの歴史

1916年にイタリア、トリノにてKappa誕生の起源となるMaglificio Calzificio Torinese(MCT)社の前身であるSocieta Anonima Calzificio Torinese(SACT)社が誕生。
Kappaブランド自体は1968年に生まれ、1970年に本格的にその活動をスタートさせました。
ブランド名はギリシャ文字のK(カッパ)を元に、ロゴの背中合わせの男と女のモチーフは「OMINI(オミニ)」と呼ばれています。この男女はアダムとイブだと言われいます。
1916年 | Kappaを生み出すことになるMaglificio Calzificio Torinese社の前身である、Socieata Anonima Calzificio社を1916年11月12日にグリエルモ・マレンゴとエットーレ・ガエターノ・ドンとともに設立。事業は農家に設置されている綿織機を使って靴下を製造するところから始まる。 |
1917年 | ストッキングの製造開始 |
1939年 | 第二次世界大戦の開戦。重要が高まり従来のストッキングに加えニット製品の製造開始。 |
1943年 | Calzificio Torinese社の工場がアメリア軍の爆撃により倒壊。 |
1951年 | 企業として再スタート。日用品市場へビジネスを変える。 |
1955年 | 事業拡大。 |
1956年 | 製造ミスにより靴下の返品が相次ぐ。ブランドの信頼性を高める為に新製品に対して”K-KONTROLL”の商標を付ける。高品質な製品を供給するという意味を持つ。 |
1958年 | Kappa社の商標の原型が誕生。イタリア市場にて靴下・下着類メーカーの先駆者的存在となる。 |
1968年 | 若干23歳のモリッツィオ・ヴィターレ氏が経営を継承。Kappaブランドの歴史が始まる。 |
1979年 | 初めてイタリアの有名フットボールチーム Juventusユベントスのジャージを手掛ける。 |
1992年~2002年 | サッカーイタリア代表のスポンサーになる。 |
【Kappa ゴルフ 撤退】Kappa 本社について
イタリアはトリノ州にあるKappa本社。都市部から少し離れた地区にあり、この場所から全てのKappaの歴史始まっている。
【Kappa ゴルフ 撤退】Kappa 誕生の地 トリノってどんな街?

イタリア共和国ピエモンテ州にある都市で人口約86万人の基礎自治体。
2016年に冬季オリンピックの開催地になったことでご存知の方も多いかもしれません。スポーツで言えばイタリアサッカーリーグ セリアAのFCトリノのホームとして有名です。
またサイクリングレースの「ジロ・デ・イタリア2021」の開催地にも選ばれるなどイタリア国内でもスポーツが盛んであると言っても過言では無いでしょう。
結論から言うとカッパゴルフは撤退していない

たしかに日本国内では昨年、株式会社フェニックスによるライセンスが終了してKappaが日本から撤退すると大きなニュースとなりました。
しかし、実際はKappaは日本から撤退はせずライセンスは株式会社志風音にマスターライセンスが移行しただけで販売は継続しています。
今年末で事業を終了するフェニックス社のスポーツブランド「フェニックス(phenix)」の事業をシフォン(志風音)が継承する。志風音はフェニックスの親会社中国動向集団との間でマスターライセンス契約を締結。契約期間は2021年1月1日から2024年3月31日までとし、両社が合意した場合は契約を2年間延長する計画だという。
https://www.fashionsnap.com/article/2020-10-09/phenix-shiffon/
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カッパゴルフは撤退せずに2021年秋冬モデルを発売している

上記に記載した様に、Kappaゴルフは日本国内から撤退せずに商品販売を続けています。
https://www.shiffon-online.jp/fs/shiffon/c/kappa
ジャケットやロングパンツ、キャップなどこれまでと変わらないラインナップでメンズ・レディース共に発売しているので、これまでのKappaゴルフ ファンには嬉しいですね。
カッパゴルフ撤退の噂の背景 ピーク時の96年には売上高が320億円に達した
Kappa商品を日本で販売していた株式会社フェニックスは、田島一男氏が1952年に創業した企業であったが、80年代にはスキーウエア、アウトドアウエア、ゴルフウエア、ストリートウエアなどに業容を拡大し、80〜90年代のスキーブームを牽引する象徴であった。
ピーク時の96年には売上高が320億円に達した。
しかし、上記のブームは長く続かず売り上げが減少。
2004年8月にはオリックスグループをスポンサーとした産業再生機構による支援が決定。その後と売り上げ業績は回復することがなく、2008年には中国の大手アパレル中国動向集団がフェニックス株の91%を取得し買収。
今回、株式会社志風音にマスターライセンスが移管されたということで、日本主導のビジネスが行われて復活となれば私達ファンも嬉しいですね。
カッパゴルフ日本市場から撤退したのか? まとめ
上記の情報で、Kappaゴルフが日本国内から撤退していないことがお分かりいただけたかと思います。
そしてKappaブランド自体も株式会社志風音がライセンスを持って販売しているので、Kappaが好き!といったファンにとっても突然商品が買えなくなくなることは無さそうです。
とにかくこれからもKappaの新商品情報を期待して待ちましょう。
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